■今回コラムでは、吉田康人の政治理念とも言える「原点、大局、本氣、徹底」についてご説明します。
■去る12月21日(火)、みんなの党大阪広域第一支部で政治活動・選挙運動勉強会を行いました。講師を担当した吉田康人はそこで、主に新人候補者のかたがたへ、①組織・運動の立ち上げ期における留意事項②「いま直ぐやらなければならないこと」の把握③政治活動、選挙運動の全体像をイメージ④同志の結束、横の連携の重要性を認識--をテーマにお話をさせていただきました。

■その中でもはっきり申しあげましたが、政策ビジョンや具体的政策・マニフェストのベースには絶対に、政治理念、政治姿勢、政治目標がなければなりません。「理念、姿勢、目標」という言葉づかいが正しいかどうかは議論のあるところです。掲げる政治理念なども各人各様であって良いと思います。しかしいずれにしても、「自分は何のために政治をやるのか」を明確な言葉で表現できない人は政治家をするべきではありません。吉田康人は、少しテクニカルな話ではありますが、政治家のイメージづくりや広報製作物の作成、発注でさえも、「政治理念、政治姿勢、政治目標」に基づくべきであると考えています。

■吉田康人が塾士補という立場で現在所属している林英臣政経塾( http://www.hayashi-hideomi.com/seikeijuku/index.html )の塾士、塾士補、塾員、塾生はこの「ベースにあるもの」を「原点、大局、本氣、徹底」としてそれぞれ明確に掲げています。「原点」とは「危機感は何か?。何のため、誰のために生きるのか?。そのきっかけは何か?」を表現したものです。「大局」は「どこまで我が事と思えるか?。放っておけない範囲は?。アイデンティティと舞台」。「本氣」は「志すことは何か?。どんなことに集中していくのか?」。そして、「徹底」は「どう広げるか?。いかにして続けるか?。どこを工夫するか?」を表したものです。

■例えば、「林英臣政経塾 政治家天命講座」はその受講生の目標としてその「原・大・本・徹」を次のように定めています。
  原点・・哲学、思想を確立する。
  大局・・文明観、歴史観を養う。
  本氣・・確固たる志を立てる。
  徹底・・戦略、戦術を練りあげる。

■吉田康人は本年7月、林英臣政経塾でご指導を受けるための中間報告として次のような「原、大、本、徹」を掲げました。不充分ではありましたしその後リライトしました(後述)が嘘偽らざる気持ちを込めて書きましたので、ここで当時の原稿を公開いたします。

■吉田康人の「原点」

(1)私が政治を志した原点は、学生時のボランティア活動です。「社会的弱者」を支援することに対して覚えた使命感。それが原点です。

(2)平たく言うと、「弱い立場にいる人々」あるいは「自分自身の弱い部分」を見て見ぬふりをする風潮を打破したい。物質的豊かさが損なわれ、人々の心が荒ぶとそのしわ寄せは多くの場合、「社会的弱者」へと及びます。「社会的弱者」を守るためにも国家の繁栄と世界の平和を築かなければならない。こう志しました。

(3)政治を志す目的は志士により多様であるべきです。ただし、その中で(1)、(2)の理念で政治を志す志士も必要であり、そこにこそ私の存在価値がある、誰もがやらなくても私がやる意義があると考えています。

■吉田康人の「大局」

(1)上記で、政治家を志す私の存在意義に触れました。私のみならず、自らの存在意義、社会の中での自らの役割が定まる時、人々は最も幸せになれるというのが私の人間観、人生観です。人類ひとりひとりが自己の尊厳を保つためには、自らの役割を認識し、そして、その役割を果たす力を得ることが必要です。

(2)同様に、高槻市政を翻って考えた時、市民の皆さんひとりひとりの役割は何か?、さらに、高槻というまちが大阪へ、あるいは、日本へ果たす役割は何か?。それをビジョンとして提示することが私へ与えられた天命だと思っています。

(3)林英臣政経塾で学んでいるとおり、21世紀から文明の中心は東洋に移ります。間違いなく、アジア・東洋の時代が始まります。中国がその中で、「世界の工場」となり「超大国」となるのは誰もが予測していることです。しかし、中国には世界のリーダーとなる資格も能力もありません。

(4)やまと言葉を初めとする林英臣政経塾での学びでも明らかなように、アジア・東洋の時代にあって世界のリーダーシップを握るのは我が国日本を置いてほかにはありません。沈みゆくヨーロッパと米国、そして、勃興するアジア・東洋の狭間に立ってその両者の役割を最大限引きだしうるのは我が国日本だけです。

(5)アジア・東洋のリーダー、日本を実現するためにはそれぞれのまちが如何にあるべきか、どのような役割が果たせるか。それがこれからの「まち是」の中心にあるべきだというのが私の大局的なまちづくりの考えかたです。是非とも、全国に散らばる同志と結び、世界へ果たす日本・日本人の役割、存在意義を指ししめす勢力の一翼を担いたいと志しています。

■吉田康人の「本氣」

(1)私は市長選挙に二度敗れた後、「政治から身を引こう」といったん決意しました。しかし、その後2年にわたり、自らの天命に悩み続けました。高杉晋作が「天命に叶い、足ることを知る人を福者ともいう、長者ともいう」と自らへの警句をつくり悩んだのと同じ心境です。

(2)しかし今春、自らの役割、存在価値を改めて考えなおし、活動を再開しました。私は、政治家が果たす役割は限定的だと思っています。林英臣先生は「志ある若い志士を育てる」という志を立てておられます。歴史を振りかえると、国是を定めるのは政治家ではありません。それは、思想家であり、コミュニケーション・ツールが発展した現代においては国家・国民意思かもしれません。

(3)私は、極めて限定的に、地方自治の場で、住民の夢や希望を感じとり、それを、仕組み、制度、規則として政治的に具体化していくことこそが、私が最も得意とする仕事であり、最もやりたいことであり、役割を最も果たせることである。これなら、一生、「狂挙」へ身を投じることができると決意しました。

■吉田康人の「徹底」

(1)上記で述べて参りましたとおり、アジア・東洋のリーダー、日本をつくるためにもまず、社会へ貢献する高槻の人材を育成すること、そして、国際社会や日本にとって役に立つまち、高槻をつくることが私のビジョンです。その歴史的・論理的必然性を学ぶ場として林英臣政経塾を位置づけています。

(2)そうしたまちづくりの中での私の使命は、上記でも申しましたとおり、「仕組み、制度、規則を政治的に具体化していくこと」です。したがって、政治権力を奪取する必要性があります。

(3)さて、そのためにどの選挙に出てどういう戦略を講じるか。上記の使命を果たすためにも、あるいは、過去の経緯から当然、高槻市長をめざす活動を進めることが私にとっては最も有力な選択肢です。仮にそれが困難な局面が来たとしても、上記の使命を果たすに次善の選択肢を模索します。使命は一生放棄しません。

(4)現職議員時代や浪人中を通じ一貫して街頭演説に最大の力を傾注してきました。既に、その動きも再開しています。ただし、私は、地方自治とてやはり、政党政治(正確に申しますと政治集団による政治)が基本だと考えていますしその動きは今後加速されるでしょう。これまで、政党との関係が最終的には上手くいかず(全政党を敵に回して戦い)苦杯をなめてきたという経緯もあります。「同志と結ぶ」ことへも力を注ぎ、天下を取るための「第一ハードル」を必ず越えると誓っているところです。

■そののち(上記の「原・大・本・徹」を掲げてから)現在に至るまで、我が国の社会情勢にも吉田康人の政治活動、選挙運動にも大きな変化がありました。林英臣政経塾でもさらに精進しました。その結果として、平成23年4月の高槻市長選挙へ向けて改めてまとめ直した「原・大・本・徹」を今、吉田康人公式webサイト「理念」ページ( http://yoshidayasuto.jp/policy.html )で高らかに掲げさせていただいている次第です。